2023.08.02
50歳代のお施主様が理想とされる平屋の住まいを完成させました。
日常生活を心地よく送れることを第一に敷地を有効に使いました。
福井県産材をつかった構造材は座敷廻りを桧、他は杉材で丈夫さを重視し福井の風土に沿った住まいです。
積雪の対策としてタルキを通常より太くしバランス的に全体も太く丈夫な材料となりました。
筋交いとダイライトにより耐震対策も施し安全な住まいです。南部木材の断熱材工事は外部に面した部分はもちろん部屋の廊下側面、クローゼットまわりにまで一部屋ごと包み込む施工をしています。
完成したら見えなくなってしまいますが、工事の一手間で家の持ち具合やご家族の安全・健康が左右されると考えています。
玄関ホールは無垢の腰板をはり、ケヤキの格天井と下駄箱で木の色づかいがやさしく落ち着いた和風のたたずまいで訪れたお客様を迎えてくれます。
玄関ホールから奥へとトイレ・収納・飾り棚とつづきます。42坪の平屋づくりは私たちの世代にとって、趣味を活かしつつ不自由さを排除し、たのしみを生み出す住まいだと感じました。
ご夫婦のおもいをかたちにするお手伝いができてうれしく思いました。
各部屋にクローゼットがあります。合わせてオープンの棚とパイプだけの収納スペースのご要望がありました。
これぞ実生活に欠かせない『ちょい掛け収納!』あると便利ですよね。
リビングにタタミスペースがあります。座敷とつなげることで物事に対応できる広々空間になりました。
家中の柱は5寸柱で骨太住宅です。座敷まわりはヒノキを使いました。
キッチンを挟んで、洗面・浴室側と物干しスペースが一連の動線でつながっています。
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